その想いから、
新エネルギープロジェクトは
始まりました。
マルツグループが提供できる
8項目の
SDGs プログラム
太陽光発電で創エネ
太陽光が太陽光パネルに光電効果という現象で電気が発生します。太陽光パネルは半導体でできており、そこでできた電気を整流する効果があり、シリコン系、化合物系、有機系とあって、それぞれに発電効率がちがいます。現在の主流はシリコン系で世界の生産量の約8割をしめています。
メリット
- 発電部(セル)に可動部分が無く、原理的に機械的故障が起きにくい。
- 規模を問わず発電効率が一定なため小規模・分散運用に向く。
- 発電時に廃棄物、排水・排気、騒音・振動が発生しない。
- 出力ピークが昼間電力需要ピークと重なり、需要ピーク電力の削減に効果がある。
デメリット
- 送配電系統へ連結する場合、直流から交流へ変換するためのインバータ装置が必要。
- 設置面積当たりの発電量が、集中型発電方式に比べて低い。
- 夜間、冬期はほとんど発電出来ず、昼間も天候等により発電量が大きく変動する。
下水処理過程で発生する
ガスを利用する
消化ガス発電
浄化センターでは、地域から集めた下水を処理しています。
下水を浄化する際に下水の中の汚れを沈めて汚泥を集めます。
集めた汚泥を消化タンクと呼ばれる場所で微生物に食べさせることで量を減らします。この時に、メタンを主成分とする消化ガスが発生します。この消化ガスをガスエンジンで燃焼させコイルを回して発電し同時に熱を作ります。
(2種類のエネルギーを同時に利用する方法はコージェネレーションとよばれています。)
発電時に発生する熱から温水を作り、消化タンクの加温にも利用します。加温することにより微生物の働きが活発になり、消化ガスの発生が促進されます。
メリット
- 気候に左右されずに汚泥があれば発電できる。
- メタンガスであり、扱いが比較的簡単。
- ガスエンジンは汎用機器であり、費用面、メンテナンス体制面でも有利。
デメリット
- 人口減少で汚泥が減ると発電量が低下する。
- 消化タンクをもっている施設が限られ使える場所が限られる。
ガス発電のしくみ
木材に由来する
再生可能な資源
まき、木炭、チップ、ペレットなどの木質バイオマスエネルギーは、森林の適正な管理により持続可能なエネルギーであり、地球温暖化防止や循環型社会づくりにもつながります。
メリット
- 特定の国や地域に偏って産出される化石燃料(石油、石炭等)と違って、 木質バイオマスは身近な地域の資源である。 木質バイオマスを活用することは、エネルギーを地域で安定的に供給できることによる安全安心なエネルギーが確保できる。
- 林業・木材産業等の地場産業の活性化、地域内における資源やお金の循環へつながることが期待できる。
- 気候に左右されず木材があればエネルギーを創れる。
デメリット
- 固形燃料で取り扱いが難しい。
- 化石燃料に比べてエネルギー密度が低く、設備が大きくなり、高額になる。
熱配給のしくみ
地球に優しい水力発電
地球温暖化対策の一環で、石油代替エネルギーとして注目され始めた新エネルギーの一つに「水力発電」があります。他の発電方式に比べてCO₂の排出量が極めて少なく、環境に優しい発電方式といえます。水力発電は、水が高いところから低いところへ落ちる時に発生する位置エネルギーを利用して水車を回し、水車と直結した発電機で電気を起こす仕組みです。
注:河川管理者以外のものが、河川の流水を継続的、排他的に利用するには水利権が必要となります。小水力・マイクロ水力発電を行う場合は、まず水利権取得が必要かどうか調査が必要となります。
メリット
- 水は純国産の再生可能エネルギーである点が挙げられる。雨や雪など自然のサイクルで何度でも利用でき、原材料費がかからない。
- 石油や石炭、天然ガスなどを使用しないため、クリーンエネルギーと呼ばれ、地球温暖化の原因となるCO₂を排出しない。
- 太陽光や風力発電など自然条件で変化するエネルギーとは異なり、マイクロ水力発電は24時間ほぼ一定の発電量が期待できる。
- 小さな川で水量が少なくても落差があれば発電できる。
デメリット
- 適地がほかのエネルギー源に比べて少ない。
- 減水区間が発生する。
発電のしくみ
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①マルツ三国鐘場
太陽光発電所(福井県坂井市)自社発電
敷地面積:11,781㎡
最大出力:609kW
運転開始:2013年3月28日 -
②マルツ白方
太陽光発電所(福井県坂井市)自社発電
敷地面積:40,464㎡
最大出力:2,330kW
運転開始:2015年11月20日 -
③鷹巣マルツ
太陽光発電所(福井県福井市)自社発電
敷地面積:17,088㎡
最大出力:1,103kW
運転開始:2014年6月18日 -
④さかい太陽光発電所
(福井県坂井市)自社発電
敷地面積:18,116㎡
最大出力:1,176kW
運転開始:2013年10月18日 -
⑤マルツ春江
太陽光発電所(福井県坂井市)自社発電
敷地面積:23,220㎡
最大出力:1,820kW
運転開始:2015年2月20日 -
⑥マルツ二の宮
太陽光発電所(福井県福井市)自社発電
マルツパーツ館二の宮店屋上最大出力:20kW
運転開始:2012年8月20日
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①九頭竜川浄化センター消化ガス発電設備
(福井県坂井市)
消化ガス発電(コージェネレーション型)
マイクロガスエンジン発電機25kw×12基
運転開始:2015年3月14日 -
②日野川浄化センター消化ガス発電設備
(福井県福井市)
消化ガス発電(コージェネレーション型)
マイクロガスエンジン発電機25kw×12基
運転開始:2015年3月14日 -
③マルツ越前家久浄化センター消化ガス発電設備
(福井県越前市)
消化ガス発電(コージェネレーション型)
マイクロガスエンジン発電機25kw×1基
運転開始:2017年8月31日
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①芦原国際ホテル美松
(福井県あわら市)
使用燃料:県産間伐未利用材と製材端材の切削/
チップサイロ容量/方式 150㎥/地上式
最大出力:600kW
運転開始:2016年5月17日 -
②三国オーシャンリゾート&ホテル
(福井県坂井市)
使用燃料:県産間伐未利用材の切削/
チップサイロ容量/方式 70㎥/半地下式
最大出力:240kW
運転開始:2015年12月14日 -
③グランディア芳泉
(福井県あわら市)
使用燃料:県産間伐未利用材の切削/
チップサイロ容量/方式 30㎥/半地下式
最大出力:200kW
運転開始:2015年4月20日 -
③グランディア芳泉2号機
(福井県あわら市)
使用燃料:県産間伐未利用材の切削/
チップサイロ容量/方式 81㎥/地下式
最大出力:300kW
運転開始:2021年6月17日
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①鷹巣マルツマイクロ水力発電所
(福井県福井市)
最大出力:0.1kW
運転開始:2014年11月4日 -
蓄電池内蔵制御盤
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②榿ノ木谷川小水力発電所
(福井県坂井市)
流 量:0.24㎥/s
有効落差:103m
最大出力:199.3kW
運転開始:2020年2月20日 -
水車発電機